第5回 水みらいカップ少年野球大会
第5回 水みらいカップ少年野球大会
尾道市にある坊士浄水場を通じて、尾道市民に安全で安心な水道水を供給していることから、本年も第5回大会を尾道市で開催いたしました。
第5回大会は12チームが参加し、初日から天候に恵まれ、好ゲームの多い試合となり、準々決勝まで行いました。決勝戦、準決勝、3位決定戦は、しまなみ球場で行い、本大会もたくさんの少年少女たちの笑顔を見ることができた大会となりました。関係者一同、御礼申し上げます。
会場では、当社が運転管理している坊士浄水場(尾道市)の水道水をボトル詰めした『ひろしまのおいしいみず』を配布するとともに、『利き水』 (水道水とミネラルウォーターの飲み比べ)を実施し、広島県の水道水の美味しさを再認識していただくことができたと思っております。
■その他の試合の写真
開会式 西藤vs土生 向東vs三成 日比崎vs西藤 浦崎vs向東 山波vs栗北
瀬戸田vs木頃 中庄vs栗北 栗原vs木頃 準決勝 西藤vs向東 準決勝 栗北vs栗原
三位決定戦 向東vs栗原 決勝 西藤vs栗北 閉会式・記念写真 利き水
■『水の利き水』大会
水みらい広島が作る『おいしい水道水』をPRするため,決勝戦当日はしまなみ球場エントランスにおいて、『利き水』 (水道水とミネラルウォーターの飲み比べ)を実施しました。
- 利き水の方法
- 今年は尾道の水道水、三原の水道水、ミネラルウォーター(日本の軟水)の3種類の水を飲んでいただき、どの水が一番おいしかったかを答えていただきました。
さあ、どの水が一番美味しいと感じたのでしょうか。気になる結果はコチラ!!
参加者 |
尾道坊士浄水場 |
三原埜田浄水場 |
ミネラルウォーター
日本の軟水 |
143名 |
43名 |
50名 |
50名 |
-
結果
- 尾道の水道水43票、三原の水道水50票、ミネラルウォーター(日本の軟水)50票という結果だったため、広島県の水道水は、ミネラルウォーターよりも美味しいと感じる方が多いという評価でした。ご協力ありがとうございました!!
水道水とミネラルウォーターの違いは?
- ○安全基準(検査する物質の数)
- 水道法(51項目)
- 食品衛生法(39項目)
- ○種 類
- 少ない(軟水)
- 多い(硬水、軟水etc…)
- ○ペットボトル1本(500mL)あたりの値段
- 0.15円
- 100円
水道水とミネラルウォーターでは安全基準に関する検査法が異なります。水道水は水道法に基づき51項目の物質を検査し、ミネラルウォーターは食品衛生法に基づき39項目の物質を検査します。
また、ペットボトル1本(500mL)あたりの値段はミネラルウォーターの100円に対して、水道水は0.15円となります。
水道水は厳しい検査をクリアしており、とても安く安心してお飲みいただけます。
軟水と硬水って?
軟水か硬水かというのはどこで判断しているのかというと、その水に含まれるカルシウム(Ca)濃度とマグネシウム(Mg)濃度の合計量を炭酸カルシウム(CaCO3)濃度(mg/L)に換算した値(硬度)により決められています。
硬水に含まれるカルシウムやマグネシウムは、地下の岩石から時間をかけて溶け出したものです。日本やイギリスなどの島国は水の滞留期間が短いため、地下水の硬度は低くなる傾向があります。
WHO(世界保健機関)の基準では120mg/L以下が軟水、120mg/L以上が硬水とされています。
WHO(世界保健機関)の基準
種類 |
硬度 |
軟水 |
軟水 |
0〜60mg/L 未満 |
中軟水 |
60〜120mg/L 未満 |
硬水 |
硬水 |
120〜180mg/L 未満 |
超硬水 |
180mg/L 以上 |
なお、今回利き水で使用した尾道(坊士浄水場)の水道水の硬度は約30~40で軟水です。
今回の結果の分析より
水源が同じ沼田川である尾道(坊士浄水場)と三原市の水道水を美味しいと感じる人の割合が65%、 ミネラルウォーターを美味しいと感じる人の割合が35%となりました。
普段から飲み慣れており親しみのある水道水を美味しいと感じる方が多かったものと思われます。
なお、尾道(坊士浄水場)と三原市の水道水は水源(沼田川)が同じですが、浄水処理方法の違いから、 わずかな味の違いにより得票差が出たものと思われます。
次回はまた別の種類の水を用意するので、利き水コーナーにてお試しください。
第5回水みらいカップ少年野球大会 開催中の様子
大会ダイジェスト
Aコート・1試合目
チーム名 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
計 |
土生 |
0 |
1 |
0 |
0 |
1 |
|
|
2 |
西藤 |
1 |
0 |
2 |
0 |
× |
|
|
3 |
土生バッテリー |
箱崎-藤川 |
西藤バッテリー |
宮崎-中原 |
本塁打 |
|
三塁打 |
|
二塁打 |
|
試合ダイジェスト |
初回、西藤は立ち上がりの土生ピッチャー箱崎君を攻め、6番・金只君の内野安打の間に先制点を挙げる。
土生は、2回に1番・井上君のタイムリーヒットで同点に追いつく。3回西藤はフォアボールも重なり2点リードする。
最終回、追いあげる土生は交代した西藤・ピッチャー宮崎君を攻め1点差まで追い上げるもあと一歩及ばず西藤の勝利。 |
Aコート・2試合目
チーム名 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
計 |
三成 |
2 |
0 |
1 |
0 |
|
|
|
3 |
向東 |
2 |
0 |
3 |
× |
|
|
|
5 |
三成バッテリー |
川本-八幡 |
向東バッテリー |
南-松本 |
本塁打 |
(向東)南 |
三塁打 |
|
二塁打 |
|
試合ダイジェスト |
初回、三成はランナー2人を置いて、5番安部君のタイムリーで2点先制するが、その裏3番・松本君をフォアボールで出し、4番・南君のホームランで同点にする。
3回の表、三成の攻撃は、フォアボールで出塁の3番・河本君が盗塁に成功し一死二塁で4番・河本君のレフト前タイムリーヒットで1点勝ち越す。追い上げる向東は、フォアボール2つと内野安打で無死満塁とし、再び4番・南君がタイムリーを放ち逆転に成功のまま逃げ切り向東の勝利。 |
Aコート・3試合目
チーム名 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
計 |
日比埼 |
2 |
0 |
0 |
|
|
|
|
2 |
西藤 |
2 |
7 |
3× |
|
|
|
|
12 |
日比埼バッテリー |
村上-林原 |
西藤バッテリー |
宮崎-中原 |
本塁打 |
|
三塁打 |
(西藤)桃谷 |
二塁打 |
(日比崎)石川 |
試合ダイジェスト |
初回、日比埼は機動力を生かしランナー二塁で3番・石川君の2点タイムリーヒットで2点を先制する。
対する西藤は、四死球、強力打線が繋がり3イニングで一挙12得点。守りでも、堅い守りと継投でその後得点をゆるさず、最後は西藤5番・桃谷君のサヨナラタイムリーで準決勝進出。 |
Aコート・4試合目
チーム名 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
計 |
向東 |
1 |
0 |
0 |
3 |
|
|
|
4 |
浦崎 |
1 |
0 |
0 |
0 |
|
|
|
1 |
向東バッテリー |
松本-南 |
浦崎バッテリー |
豊田-小畠 |
本塁打 |
|
三塁打 |
(向東)村上 |
二塁打 |
|
試合ダイジェスト |
初回、向東は4番・南君のタイムリーで先制する。その裏、浦崎は1番・小畑君がフォアボールで出塁すると、俊足をいかし3塁まで盗塁を決める。その後2番・壇上(颯)君のタイムリーで同点に追いつく。
4回先頭の1番・村上君がスリーベースヒットを放つと、連打で一挙3得点を挙げる。向東はそのまま逃げ切り、準決勝進出を決める。 |
Bコート・1試合目
チーム名 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
計 |
山波 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1 |
|
|
1 |
栗北 |
0 |
0 |
0 |
1 |
1 |
|
|
2 |
山波バッテリー |
畑垣-筑本 |
栗北バッテリー |
柿窪-内海 |
本塁打 |
|
三塁打 |
|
二塁打 |
|
試合ダイジェスト |
両チーム堅い守りで得点を許さず3回終わって0対0。
4回裏栗北は、5番・柿窪君がフォアボールで出塁し盗塁で二塁まで行くと、相手チームのエラーもあり先制する。
最終回、山波は栗北のミスを利用し粘りで同点に追いつく。しかし栗北は、ヒットで出た俊足の1番・向井君が二盗、三盗を決めバッテリーミスの間にホームに帰りサヨナラ勝ち。栗北が接戦を制し勝利した。 |
Bコート・2試合目
チーム名 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
計 |
瀬戸田 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
|
0 |
木頃 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1 |
|
1 |
瀬戸田バッテリー |
金本-片山 |
木頃バッテリー |
池ノ上-池田 |
本塁打 |
|
三塁打 |
|
二塁打 |
|
試合ダイジェスト |
両チームピッチャーの好投で投手戦となり両者一歩も譲らず。試合は6回表に瀬戸田の攻撃がかみ合い一死2、3塁のチャンスを作るも、木頃のピッチャー池之上君の好投で無失点に抑える。
6回裏、木頃は二死満塁1打逆転のチャンスで瀬戸田・7番應谷君のサヨナラタイムリーで木頃が接戦の末勝利。 |
Bコート・3試合目
チーム名 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
計 |
中庄 |
0 |
0 |
1 |
0 |
|
|
|
1 |
栗北 |
2 |
1 |
5 |
× |
|
|
|
8 |
中庄バッテリー |
相方-中野 |
栗北バッテリー |
柿窪-青山 |
本塁打 |
|
三塁打 |
|
二塁打 |
|
試合ダイジェスト |
初回栗北は、フォアボールや盗塁をからめチャンスを作ると相手のエラーや内野ゴロの間に幸先良く2点を先制。
3点ビハインドの中庄は、3回表ランナーを2塁に置くと相手バッテリーのワイルドピッチで2塁ランナーが一気に本塁へ生還する。
3回裏栗北は、一挙5点を奪う猛攻。8対1で栗北は、見事準決勝進出。 |
Bコート・4試合目
チーム名 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
計 |
栗原 |
0 |
1 |
3 |
0 |
1 |
5 |
|
10 |
木頃 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
|
0 |
栗原バッテリー |
大住元-高垣 |
木頃バッテリー |
国恵-池田 |
本塁打 |
|
三塁打 |
|
二塁打 |
|
試合ダイジェスト |
2回栗原は、6番・吉田君が出塁すると、盗塁と相手のエラーの間にホームまで帰り先制する。その後3回には連続ヒットでランナー満塁とし、4番・大住元君のタイムリーで3点獲得する。
最終回栗原は、得点を重ね5得点。木頃は、2番・天満君がヒットで出塁するも栗原ピッチャー大住元君に封じられ得点できず。10対0で栗原は、見事準決勝進出。 |
準決勝1試合目
チーム名 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
計 |
向東 |
0 |
1 |
0 |
0 |
0 |
|
|
1 |
西藤 |
1 |
0 |
2 |
0 |
× |
|
|
3 |
向東バッテリー |
|
西藤バッテリー |
|
本塁打 |
|
三塁打 |
|
二塁打 |
|
試合ダイジェスト |
初回西藤の攻撃は、3番・尾崎君がヒットで出塁し盗塁を決めると4番・脇坂君がタイムリーを放ち幸先よく先制する。
2回向東の攻撃は、5番・村上(寛)君がヒットで出塁し相手のミスを見逃さない積極的な走塁で同点に追いつく。その後、両ピッチャー踏ん張るも3回裏の西藤の攻撃的な走塁でペースを乱した向東は2失点を許してしまう。そのまま、逃げ切った西藤。決勝進出を決める。 |
準決勝2試合目
チーム名 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
計 |
栗北 |
0 |
0 |
4 |
0 |
0 |
3 |
|
7 |
栗原 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
× |
|
0 |
栗北バッテリー |
向-青山 |
栗原バッテリー |
吉田-高垣 |
本塁打 |
|
三塁打 |
|
二塁打 |
|
試合ダイジェスト |
栗北は3回に、4番・内海君、5番・柿窪君、7番平本(優)君の連打に盗塁を絡めて一挙4点を重ねる。6回にも、1番・向井君のヒットからチャンスを作ると3番・青山君、5番・柿窪君のタイムリーで3点を追加する。
栗原は、栗北の継投策と堅い守りに得点することが出来ず。
そのまま、栗北は最終回まで無失点に防ぎ勝利し決勝進出。 |
3位決定戦
チーム名 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
計 |
向東 |
0 |
0 |
1 |
0 |
0 |
|
|
1 |
栗原 |
0 |
2 |
0 |
0 |
× |
|
|
2 |
向東バッテリー |
松本-南 |
栗原バッテリー |
吉田-高垣 |
本塁打 |
|
三塁打 |
|
二塁打 |
|
試合ダイジェスト |
栗原は2回裏、5番・佐藤君、6番・吉田君の連続フォアボール。さらに盗塁でランナー2、3塁とし8番・高橋君の内野ゴロ間に2点先制する。3回、向東は9番・西部君がエラーで出塁し俊足を生かし3塁まで行くと相手のミスの間に1点返すもあと一歩及ばず。
その後は、両チーム堅い守りで失点を許さず向東は惜しくも逆転することが出来ず栗原に敗れる。栗原は見事ベスト3。 |
決勝戦
チーム名 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
計 |
西藤 |
1 |
0 |
0 |
1 |
2 |
|
|
4 |
栗北 |
0 |
4 |
0 |
4 |
× |
|
|
8 |
西藤バッテリー |
向-内海 |
栗北バッテリー |
奥村-池田 |
本塁打 |
|
三塁打 |
|
二塁打 |
|
試合ダイジェスト |
初回西藤は、2番・中原君、3番・尾崎君の連打で幸先良く先制に成功する。2回裏栗北は、フォアボールでランナーを溜め3番・青山君、5番・向君のタイムリーで逆転に成功する。
4回、西藤はランナーをだすとチャンスをものにし追加点。その裏栗北は、再びクリーンナップの打線が繋がり、4回終わって8得点の猛攻を見せる。
負けじと西藤も、フォアボールやエラーのチャンスを生かし2点返すも後続を断たれ8対4で栗北フレンズが勝利し見事優勝する。 |